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天南星属の球根



上の画像は斑入りのコンニャク芋です。

もう少し前は、もっと葉が展開していて、白い斑が綺麗だったのですが・・

この葉は、やがて秋が近づくにつれ、枯れ落ちます。

すると、親芋の周辺にできた小球茎の植え替え時期になります。


k.png

このコンニャクイモはサトイモ科ですが、同じ仲間にサトイモ科テンナンショウ属があって、
全体にこれらはシュウ酸カルシウムという刺激成分が多く含まれているそうです。

中山間地域では、栽培しているスイカやカボチャなどがイノシシや鹿、サルなどに食害されて大きな問題になっていますが、

このコンニャクだけは食害からまぬがれているのはシュウ酸カルシウムのお陰なのでしょう。

同様にテンナンショウ属のウラシマソウやマムシグサなども山道を歩いていると、路肩部分によく見かけます。

コンニャクイモをアクを取らずに食べると猛烈な刺激毒があるそうですが、鹿なども同様な経験により、

葉をかじるのを本能的に避けているのでしょう。


さて、話が脱線していますが、今回は分球芋の植え替えについて考えてみました。

夏も後半になると、展開していた葉や軸はしおれていき、やがて水分をなくすようになると親芋の上部で自然に

剥がれ落ちます。

そのころになると今まで旺盛に長く、広く、多くのばしていた肥料吸収根自体も朽ちて、親芋から外れるようになります。

このタイミングになれば光合成も終わり、半年間の休眠状態になると考えて私は

植え替えを始めることにしているのです。

理由の一つは、鉢の中の芋株のチェック

それと分球し、新しく生まれた芋の植え込みです。

鉢替えをして分かることは、用土の固結です。

このままの状態にしておくと、長雨あるいは水遣りの多過ぎの際に

高温と重なると球の腐敗へとつながります。

用土は鹿沼土に赤玉土、桐生砂、腐葉土などを混合したものを使います。

鉢の底部分には、排水を考えて、桐生砂や赤玉土の大粒を敷きます。

この植え込んだ時の「ふんわり」とした状態が土の持つ「粒子間結合」により固結するのです。

石と石の間には適度な空間があるのが理想的(三相分布)ですが、

植え替え直後のこの隙間の状態が、小さな微塵のような土・砂で塞がれてしまっている事に気づきます。

灌水した際の水の浸透度も悪くなっているでしょうし、もちろん空気相の必要な空間もかなり減少しています。

植え替えが必要ということが理解できます。

鉢替え作業をしていると、親芋から完全に分離している子球もありますが、多くは親球にくっついたままの子球が多く見られます。


指で柔らかく触れて、外せる分球は問題ありませんが、

まだ親から離れたくないとしがみついている「駄々っ子」は、観察していて判断もできますがそのままにしてやりましょう。

さて、この分球の子芋はどうするのが一番いいでしょうか?

1.堀上げたら、乾燥状態にして目出し時期の春前まで保管する。

2.直ちに新たな用土で植え替え、水分管理は灌水で加減する。

3.大自然の状態を観察すると半日陰、腐葉土層、適度な湿気環境下で多く見られる。

答えはもちろん自然の3番が知っていることでしょう。


さて、丁寧に小球の植え替えをしていても、春先になって芽だしを待っても出てこない場合があります。

こういう場合、ラベルに「○○年 不芽」と書いておきます。

こういう発芽が見られない場合でも心配は要りません。

不思議ですが、秋に鉢の中をチェックしてみると球芋が大きくなっていて、中には分増球したものも見られます。


ラベル書きは重要で、開花の日を「○○年 ○月○日」

ついでに葉や花の特徴で気づいたことも「黄ちり斑前面」などと書いておきましょう。

この小まめなメモ書きが後々にとても参考になるのです。










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