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栽するについて考える

今回は豆盆栽についての植替え法について考えてみました。
みなさん、植替えをしている時に、自分はひょっとすれば医者ではないか、なあんて思ったことはありませんか?
植替えの前日では水を控えますが、これは「注射」であり「体温の測定」って思ったりします。
植替え直前なら「検診」であり「問診」って感じで、病名の予測なんか、したりします。
「おいおい、鉢からずいぶんとせり上がっちゃって、長い間、気苦労なんかしてたんだろうなあ。」なんて調子。
鉢から外すときは「外科手術」みたいでありまして、割腹して、悪い部分を切り取ったり、消毒薬なんかを投与したりなんかします。そして「悪性の腫瘍は全部取りましたから、これで大丈夫、お元気になられますよ。」ってな調子ですね。
鉢と樹と土との関係について思うことをまとめてみました。
鉢の形状って、観賞の要素を抜きにするのなら、すり鉢形が一番なんだそうで、これは土壌圏の理想が「土量」:「水量」:「空気量」が同じ、つまり三相分布ということで理解ができます。大きな盆栽鉢ならかなり草樹木の生育に影響するものと考えられます。
鉢の素材ってどうでしょう?これも観賞の要素を抜きにするのなら、素焼き鉢、あるいは焼き締めがいいはずです。でも、「馬子にも衣装」も大切ってことで、ここに鉢の重要性が存在するのだと思います。
鉢についてもっと考えてほしいことが他にあります。それは底穴についてのことなのですが、丸い鉢も長方の鉢にも丸い形状の底穴が開けられてるのが多いです。でも、底穴の役割が排水と通空のためであって、用土がこぼれ落ちない程度の大きさを持った網目を敷く必要があります。このことから底穴の形状は四角形というのが使い勝ってから言っても、張り付く力が均等化するという点から言っても理想なのだと思うのです。
そして鉢のことで最も重要な要素なんじゃないかと常に思っていることは「底穴の数」なのです。
底穴が鉢の中央部に一つだけしかあけられていない場合には、仕方がないので、この底穴を利用し、細い針金を通して樹を固定したりします。植え替えた直後では、風なんかでゆられたりすると幼根の発根に致命的な損傷を受けますから、この樹の固定は欠かせない重要な植替え作業とされています。

画像 013

ここで植替え作業の「根さばき」の状態を見てください。
上の画像を見ますと根と底網とが絡まりながら、複雑な一体物になっているのが分ります。
ではなぜに底網を鉢の内側に敷いてあるのでしょう?
底網は用土がこぼれ落ちない程度の網目の大きさで、害虫の侵入を許さない大きさが要求されるのであって、わざわざ鉢の内側に入れて、根さばきなんかの作業をやりづらくすることもない筈ですね。
それでみみずは底網を外網にセットしてみました。

画像 014

この外網法、めちゃんこ、具合がいいです!作業も楽です。

もう一つ、良い方法を考えましたので追記しておきます。
鉢と樹とを固定し、細根、毛根の健全な発根を促すための針金固定法についてです。
うまく説明できませんので、画像をごらんください。

画像 016

ご覧いただいて、お分りだと思いますが網が表側にも見られるでしょ?
鉢の裏側にもあり、表側にもあるっていうサンドイッチ固定法なのです。
こういう四方で直角に近い折り曲げ角度を保つことで大切な根を保護してやるって考え方なのです。
植え替える樹の張り根の部分が、とても弱々しい場合であれば、もし、網を用いずに針金を一点集中的に固定したとすれば・・・。
豆盆栽の植替え作業って、こういう気持ち、大切にしたいなあと思うのです。

画像 018

できれば底穴の数も一つだけっていうのではなく、少なくとも二つの穴は欲しいですよね。
これはもうお分かりのように「根」にやさしい鉢作りなんですね。

はい、楽しくお話を進めているうちに豆盆栽の植替え作業は一応、終了です。

画像 019
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発想の転換

こんばんは。

まずは・・・桜のリクエストにお応えくださいまして、ありがとうございました。
やはり桜の花は下から見上げるのが一番きれいかと。
下戸なので調子に乗ってぐいっとやった熱燗の一杯が結構効いてますよ。(笑)

さて、今回の記事、とても興味深く拝見しました。
鉢は釉薬の掛かっていないすり鉢状のものがいいこと。
三相分布のこと。
木を形作ることよりも、木の生理や生育に関心があるので、とても勉強になります。
そして、いつもの材料をちょっと一捻りしての木の固定、鉢底網でのサンドイッチ。
針金での締め付けによって、木の根元の一点にかかる力を分散して当たりを和らげる効果と、従来の固定法では固定しにくい場合に活躍してくれそうですね。
今までは、針金だけでは固定しにくい場合はビール紐で鉢と木を縛って固定していましたが、みみずさんの固定法も選択肢として増えることによって、作業が楽になる場面も多々ありそうです。
鉢土上面の鉢底網は、木の固定だけでなく、化粧鉢でなければ、私のようにラフな水遣り(笑)による鉢土の流出防止、ミズゴケ飛散防止などにも使えそうです。
ありがとうございました。

No title

みみずさん、こんばんは~

固定法、すっごく参考になりました。
鉢の外にネットする方法は、小さい鉢で土が少しでも入るようにと・・・何回かやった事があったんです。
理由は全く違いますけどね(笑)
根にネットが絡むのって仕方ないって思っていましたが
この方法で解決しちゃいそうですね。

根がまわったら全部外しちゃって良いって事ですか?
それとも、苔が生えたら見えなくなる?って感じですか?

展示をする時、真横から盆栽を眺めるような展示方法の場合
鉢底の針金なんかも目立ったりする場合がありますよね。
(気にし過ぎ?でしょうか)(汗)
そんな時、ネットも気になったりするかも知れませんが
落ち着いた頃、ネット取り外し可っとなると
この部分を気にする場合もOKになりますね。

サンド法 これ良いですね!!
つばきさんも書いてありますが、根にも優しいでしょうけど
土こぼれ防止ネットにもなりますよね。
根がしっかりするまで、どうやって固定しようか?っと悩む場合も多いのでサンド法、活躍しそうです♪

樹心

こはるさん、つばきさん
樹の思ってる気持ちをくんでやるってとっても大事なことだと思うんです。時には発想の転換もありかもってことで、興味をもっていただき、嬉しく思います。

>根がまわったら全部外しちゃって良いって事ですか?
それとも、苔が生えたら見えなくなる?って感じですか?

樹種によってはすぐに根が張り巡るので、針金も上の網も下の網も全部、外しちゃっていいと思います。すっきりさっぱりします。

画像を見ていただくと上網の部分、苔が見えるかもと思いますが、用土の上にネットだけでなく、苔のふとんをふんわりとかけてやってから固定してやります。要はやさしくいたわりの心ですかね。
こうしてやると苔もすぐ生えてきますから。

>展示をする時、真横から盆栽を眺めるような展示方法の場合
鉢底の針金なんかも目立ったりする・・

見ようとのぞき込んでも見えませんよ?
気になるのなら細い針金を使っても結構、固定は可能です。
市場に流通してる鉢植えの中には赤金(ナマシ銅線)が使われていたりしますが、これって硬すぎるって思います。アルミ線の0.5㎜で十分だと思います。
プロフィール

みみず

Author:みみず
な~るほど!そうなんや
そんな楽しいブログ、目指します。

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